働き方改革アカデミー
札幌校
校長 濱口貴行
いよいよ日本にも「働き方改革」という黒船がやってきました。
この大きな黒船と日本企業は対峙していくこととなります。
一方、労働力人口が減少する中、人材の確保がますます難しい時代になってきました。
企業が永続していくためには、優秀な人材を確保し続けていくことが不可欠ですから、"ヒトの問題"は企業が取り組むべき最重要のテーマであることは明白です。
しかしながら、企業が採用難という苦渋を抱えながら市場競争で勝ち進んでいくためには、経営労務における人事の“戦略”が必要となってきます。
その“戦略”を具体的に実践するための“戦術”を本アカデミーはこれまでご提供してまいりました。
世の中では「働き方改革」という言葉ばかりメディア等で取り上げられていますが、『実際、何から手をつけていけばいいんだ?』と仰る中小企業経営者は少なくありません。
それはいったい何故なのでしょうか?
この「働き方改革」は非常に抽象的な概念であるが故、非常に分かりづらく、経営者にとって得体の知れない難解なものとして捉えられているからではないでしょうか。
さらに、その操縦を一つ誤れば「働き方改革」が思わぬ“一人歩き”をしてしまい、本来経営者が意図していたものからかけ離れた“負の取組み”となることを私たちは危惧しております。
そのため、当協会では「働き方改革」を10のテーマに分類して、相互の関連性を明確にするとともに、それに取り組むことによって企業の「労働生産性の向上」や「業績アップ」につながることをセミナー等でお伝えして参りました。
しかし、時間的・場所的な制約もあり、セミナー活動だけではどうしてもお伝えできる範囲に限界がございました。
そこで、このたび『働き方改革アカデミー』というインターネット上で気軽に学べる学校を開設させていただくことになりました。
このように、インターネットを活用することで、より幅広く多くの方々に向けて情報発信ができることを大変嬉しく思っております。
さて、私たちは、これからの企業は「社会から選ばれる会社」でなければならないと考えております。
私たちが考える「社会」とは、顧客・取引先・株主・金融機関などのステークホルダーはもちろんですが、会社で働く「社員」も含んでの「社会」です。
会社で働く社員にとって「働きやすく、イキイキと働きがいのある安心できる職場」であることが、人材を確保・定着させるためにも重要かつ社員のモチベーションアップに不可欠であり、結果そのような企業こそが「社会」から選ばれ勝ち残っていくものと信じております。
また、国もこの流れにいち早く順応し、まさにその先頭に立とうとする企業に対し「助成金」という支援策を用意しています。
つまり、助成金を活用すれば、費用の負担を最小限にして、中小企業でも「働き方改革」を実践することが可能なのです。
本アカデミーでは、「助成金を活用した働き方改革」についての情報もご提供させていただいておりますので、どうぞご活用下さい。
今、日本企業は初めて遭遇する「働き方改革」という大きな波に直面し、どのようなメッセージを労働市場に発信していくのか試されているともいえます。
決して、誤ったメッセージを発信してはいけません。
繰り返しになりますが、人材の確保・定着に悩んでいる中小企業こそ、正しい「働き方改革」に取り組んでいただきたいと、私たちは考えております。
本アカデミーが、「御社の働き方改革」のお役に立てれば幸甚です。
一般社団法人 働き方改革支援コンサルタント協会
働き方改革アカデミー札幌校
校長 濱口貴行
1997年3月、中央大学商学部経営学科卒業後、東証1部自動車メーカーにて、購買部門・国内マーケティング部門に配属。
その後、税理士事務所勤務に転職。2011年社労士、行政書士試験に合格し、2012年8月札幌駅前に、はまぐち総合法務事務所を開業。
北海道の「働き方改革」を推進する中小企業が、助成金を活用してコストをかけずに働き方改革を実践できる再現性ある手法を全道各地で展開している。
また、ハローワークを活用した採用一括支援から、組織活性化を生み出す「人事評価制度」の構築を得意としている。道産子企業の「働き方改革」を加速化させるべく、ハラスメント対策や労働時間削減に取り組む企業向けのホワイトマーク認証取得コンサルにも注力している。